最近若者の犯罪がニュースで目立ちます。
それは報道によるものもあるが、若者の、今時の犯罪も増えていると思う。
特に目立つのが、一生刑務所に居たいから、人を殺したという事件。
彼の発言を聞くと、コメンテーターとかが、しかめ面、怒り顔で、許せないやつ、とか言ったりします。
自分の目的の為に、人を殺すのが良くないのは当たり前です。
その当たり前の話、犯罪は良くないよねって、話でストップしているのがテレビです。
誰だって分かってる、話をしたって意味が無い。その先を話し合わないといけない。
個人の怒りの感情を、テレビで発表したところで、怒りでより原因が見えなくなっています。
毎回毎回、許せませんよね!って、それでは何も進展しないと思う
そこが、加害者を突き放して、距離をあけてしまい、犯罪の原因からも遠ざかってしまう所です。
犯罪者なんて、皆悪者だ!、犯罪者の気持ちなんて考えなくていい!、考えてたまるか!死刑だ!刑務所に送れ!、っていうのが普通の大多数の意見だと思う。
しかし本当に犯罪を減らすのに大事なのは、何故犯罪を犯すのか、加害者の心理を考える必要があります。
多くは、幼少期での、両親や学校での影響など、家庭環境や、社会生活で精神が歪むケースが多いようです。
今でこそ、両親の虐待で子供が亡くなってしまう事件も、よく報道されます。
そういう虐待、心理的虐待、いじめ問題など、もっと積極的に救ってあげないと、ストレスから将来の加害者になる可能性もあります
皆さん被害者を、可哀そうと、被害者の気持ちは知ろうとします。
でも加害者を考える人はいません。
普通だったら犯罪なんてしません。
そこには苦しんだ末の、悩んだ末の、追い詰められた末の、犯罪も多く存在します。
何度も言いますが、犯罪は悪い事、そんなの当たり前で、いちいち言いたくも無いんですが、私は加害者を擁護しているわけではないです。
本当に犯罪を無くすには、加害者を理解し、原因を見つめる事、この社会の治すべきところが出てくると思います。
一生精神病院に居たい、一生刑務所に居たい、死んでしまいたい、と何故彼は考えたのか。
それは、彼がそれほど追い詰められていたからです。
学生時代の人間不振か、両親によるものか、原因は分かりませんが、何故彼が、社会を拒絶したのか、そこが原因だと思います。
つまり追い詰められたり、弱者が、犯罪を犯すと私は思っています。
精神的弱者、経済的弱者、心理的弱者。
最近性犯罪も多いですが、異性と付き合えないのも、異性弱者。
犯罪者の中には、異常に知能が高いタイプの、異常な犯罪もありますが、今回それは省いて、大抵は弱者です。
人を恨んで、心を傷つけられて、心が弱ったから殺人とか、
だから一般人とか、弱い立場になったことがない人は、犯罪を犯したひとの気持ちは分からないし、分かろうともしない。
私は正直、一生刑務所に居たいから人を殺した、という言葉を聞いて、最初は、頭がおかしいやつとか思いました。
でもよく考えれば、そこまで歪んだ考えをしてしまうほど、辛い目にあっているのだろうと思うと、追い詰められてたんだなと思う。
犯罪者はそういう不幸があって、可哀そうな人たちでもあります。
それを理解して、社会が弱者を助けるようにならなければ、一生、殺人などの犯罪は無くならないとおもう
最後に、被害者にとっては、心底胸くその悪い話だと思う。
そこはとても悪いと思うし、公開しない方がいいと思いました。
しかしどうやったら犯罪を無くせるか?真剣に考えたら、犯罪を犯すのは加害者であり、加害者になる前にどうするかが、大事だと思いこういう記事になりました。
社会的なサポートがもっと必要だと思いました。